昔から「上手い人が組んだエンジンは軽く回る」と言い、
自分もいつか「これだ〜!!」というエンジン組んでみたいです。
では、軽く回るというのはナンダロウ??と考えました。
「壊れるかも」とビクビクしながらクランクケースを空で締め、真円度を測ってみます。
締め付けトルクは M10・3.3kgf・m M6・1.5kgf・m です。
ただし、トルクレンチはス○レートの安物ですので精度に不安・・・
少しでも正確になるように軸力安定剤(エフコン)を使って締めます。
エンジン左側のベアリング箇所から
1小 | 2小 | 3小 | 4大 | 5大 | 6大 | |
縦方向 | 62.02 | 61.98 | 62.02 | 71.96 | 71.96 | 71.99 |
横方向 | 62.03 | 61.98 | 62.03 | 71.97 | 71.97 | 72.00 |
という結果でした。
締め付けトルクを低くすれば縦方向に伸びますので同じ幅にする事も可能です。
これが「=よく回るエンジン」に繋がるかどうかは???
ですが、締め付けトルクによって内径が変わるという事が判りました。
あれ?? クランクケースのセンターって出てるのでしょうか?
当然ケース側のセンターが出ていると思い書いてましたが、
どうなんでしょうか?
なかなか綺麗にラインを通すのって難しいですね。 (終)