このオイルポンプには大変泣かされました・・・。
ある日、僕はクラッチ板交換のため外していたオイルポンプのエアを抜いていました。
「レバー全開!!4000回転!!」しばらくするとエアは消え、
オイル達が楽しそうにエンジンに向かっていました。
それから軽くツーリングをして、ふとオイルパイプを見ると沢山の気泡が・・・。
「どうせバンジョウが緩んでいるのだろう。」と締め増ししても消えず。
ネジ山が潰れてしまいました・・・。
それから色々あって原因はココでした!下記↓
スロットルと連動するレバーASSYが上方向に動いてそこからエアを吸っていたようです。
なぜ動くか?と言えば・・・本来、写真右のデッパッている部分が
コントロールカム(写真左)を抑えているのですが、
何らかの事情で削れてしまったからです。(カム面の当りも酷かったです。)
ここが動くとコントロールカムと本体に隙間ができ「エア噛み発生」
こんなところにも罠は潜んでいます。
お心当りの在る方はオイルポンプの蓋も疑ってみるのも良いですね。